グローバル化が進む中、政府は留学希望者への奨学金を増やすなど、現地で英会話や外国語を学ぶ動きを活発にしようとしています。
この記事では、人気の留学先をランキング形式で紹介しています。気になる留学の事情を確認してみよう。
平成25年2月に文部科学省より発表された「主な留学先・留学者数(2010)」によると人気の留学先1位はアメリカ、2位は中国、3位はイギリスとなっています。
前年の人数と比較するとアメリカが14%、オーストラリアで10%減少している一方で、中国が9.1%、台湾が7.5%、韓国が16%増加しており、アジア圏への留学人気が上昇しています。人気の理由はアメリカなどに比べ費用が安くおさえられる学校があることなどがあげられます。
一方、「日本から海外への留学者数の推移」を確認すると、2004年の82,945人をピークに留学をする人は減っています。
世界各国では留学者が増えている中で、日本は減少傾向です。政府は、そんな日本からの留学者を増やし、グローバル化が進む中で、海外での生活は主体性や実行力、チャレンジ精神などといったグローバル人材を養うことを目的に「新たな海外留学支援制度」を文部科学省中心に作成。現地で語学を学ぶ学生の門戸を広げようとしています。
これからのさらなるグローバル化に向けて英会話や他の語学を学ぶ必要性が増しています。
主な留学先・留学者数(2010)
順位 | 国・地域 | 留学者数(前年数) |
---|---|---|
1 | アメリカ合衆国 | 21,290(24,842) |
2 | 中国 | 16,808(15,409) |
3 | イギリス | 3,851(3,871) |
4 | オーストラリア | 2,413(2,701) |
5 | 台湾 | 2,302(2,142) |
6 | ドイツ | 2,135(2,140) |
7 | カナダ | 2,097(2,005) |
8 | フランス | 1,743(1,847) |
9 | 韓国 | 1,147(989) |
10 | ニュージーランド | 988(1,025) |
その他 | 3,286(2,952) | |
合計 | 58,060(59,923) |
(出典及び留学生の定義)
・OECD「Education at a Glance」 高等教育機関に在籍する「受入国に永住・定住していない」または「受入国の国籍を有しない」学生で、正規課程に属する者。
・ユネスコ統計局 高等教育機関に在籍する「受入国に永住・定住していない」学生。
・IIE「Open Doors」 アメリカ合衆国の高等教育機関に在籍している,アメリカ市民(永住権を有する者を含む)以外の者。
・中国大使館教育部
学生ビザ(Xビザ《留学期間が180日以上》)または訪問ビザ(滞在180日未満)等で中国の大学に在学している者。
・台湾教育部
台湾の高等教育機関に在籍している者(短期留学生を含む)。
日本から海外への留学者数の推移
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発表:平成25年2月
出典:日本人の海外留学状況
出典先:文部科学省
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